僕がFPSが好きじゃない理由

はじめまして。僕の名前ははげれん。大学生だ。

 

 

僕の所属するdiscordで仲良しグループ的なアレがある。小中高で一緒だったヤツや、友達が連れてきたヤツらで形成されていて、10人前後いる。毎日集まってはだべってゲームして、アニメみたりしてゲラゲラ笑うだけのグループだ。それが最近というかここ1、2年みんなFPSにお熱なのだ。僕はFPSは楽しいともつまらないとも思わないが、みんな中毒かのようにFPSをする。今回は自分と他の人との考え方や、感受性の違いを整理したいと思ったのと、僕がなぜFPSが好きではないのか、よく友達に聞かれるので以下に叙述したいと思う。長い自分語りだし殴り書きなので拙い文章になると思うが、ご了承いただきたい。

 

 

さて本題だ。はじめにFPSが好きではないと書いたが、決して嫌いなわけではない。どちらかと言うとプレイするのが好きではないだけで、むしろゲーム自体は大好きだ。以下、僕のそれぞれのFPSタイトルのプレイ時間を書こうと思う。

 

・PUBG 約200時間

・CS:GO 約200時間

・Apex Legends 約1100時間

・Valorant, OverWatch 50〜100時間くらい?(確認できず)

 

ちなみにこれはFPSではないが、ぷよぷよを1500時間くらいやってる(はず)。そう、僕はゲームオタク。これを見てFPSが好きじゃないは無理があるだろと思ったあなた、まあそう思うでしょ。これにはいろいろと訳があるのよ。まずはなぜ僕がFPSをやるようになったのかを話すから。

 

時を遡ること数年、YouTubeニコニコ動画でゲーム実況漁りに明け暮れていた小5の僕。いつか自分もMinecraftやりたい!WoTとかやりたい!と思っていた。当時、Minecraft PEなんてなかったし、もちろん3Dゲームを十分にできるスペックのPCなんて持っていなかった。それからだろうか、僕はBTO、ゲーミングPCについて調べ始めたのだ。

中2の冬、僕は貯めたなけなしのお年玉で新しいPCを買った。当時はまだGTX980tiが最新の時代、買ったPCはGTX960のインテル第7世代だった。これはmodを入れたMinecraftをプレイしてもサクサク動くスペックだ。

 

中3だったか高1だったか高2だったか(あやふや)のこと、ある日、仲のいい友達に「PUBGやろうや」と誘われた。当時、Twitchの配信王ShroudやDeToNatorの4BRがプレイしていたこともあり、PUBGはゲーム界隈で爆発的なブームとなっていた。ちなみに当時の僕はShroudの名前も釈迦の名前も知らなかった。僕はまったく乗り気ではなかったが、PUBGを買うことにした。

Minecraftで遊んでいたし、マルチPvPのSkyWarsやAnnihilation、HungerGamesを遊んだこともあったので、WASD操作やマウスの視点操作に苦労することはなかった。しかしここで、第一の壁にぶち当たる。……怖いのだ。銃声が怖い。このゲーム、リアルを追求しており人や銃の見た目は勿論、銃声までもリアルっぽい。PUBGはいわゆるバトルロワイヤル、大人数で殺し合いをし、その中から1人の勝者を決める、一度やられれば復活などできない。いきなり敵が現れて、撃たれて、1秒で死ぬ、20分くらいかけて焦った物資は全て水の泡。ふざけるな。びっくり系のホラゲも苦手な僕はビクビクしながら銃声の鳴らない方向へ走るのが精一杯だった。勿論こんなゲーム、ソロでは絶対にやらない。友達に誘われた時だけやっていた。さらにその誘ってきたヤツがまあまあ上手くて、よくデュオやスクアッドで潜っても僕が先に死んで友達がその敗戦処理をする、その繰り返しだった。僕はこのゲームに対して向上心はまったくなかったし、何も上達することなく100時間のプレイ時間を消費した。ちなみにキルレは0.1もなかった。

 

-ここら辺で仲良しグループができる-

 

Apex Legendsはシーズン4、5くらいから始めた。これは高3のとき別の友達に誘われた。カジュアルマッチでいわゆる即降りをして、初動ファイトで毎回死んでいた。僕にとってPUBGは物資拾ってマラソンして死ぬだけのゲームだったので、このApexではじめて銃を撃ったと言っても過言ではない。キルレは0.3。勿論負けまくりなので楽しくない。FPSする時間=友達と話す時間くらいにしか思っていなかった。なので負けても全然悔しくない。ただApexはやる友達が多かったので結構長続きし、今でも遊ぶことはある。やっていくうちに実力は自然についていき、キルレも余裕で1以上キープできていた。

 

ここで重要なことが一つある。自分はマッチに潜ること、レート戦、この二つが大大大嫌いなのである。理由は簡単、自分が納得していない実力やパフォーマンスで誰かと戦うのが嫌だからだ。納得のいかない状態で勝ってもまったく楽しくないし、負けてもそれを言い訳にするだけ。もちろんマッチに潜りまくって場数を踏むと上手くなるのは知っているが、これはそういった理論や過程の話ではない。そのゲームをしたいか、したくないかの気分の問題だ。Apexも、プレイ時間のほとんどは射撃訓練場でbot撃ちをしていた。レベル500になったのはプレイ時間が1000時間を超えてからだ。ちなみにこれはクッソ遅い。冗談抜きでソロでマッチに潜った回数も50 回もない。どれだけ人と戦うの嫌なんだよ。まぁずっとbot撃ちやキャラコンしてたおかげで、対面勝負は人前に出ても恥ずかしくないくらいは強くなったと思う。でもこれは友達とやるときのために練習していたものが結果として実っただけだった。みんながApexやらない時期は自分もやらなかったし、誘われたら一緒にやるだけだった。

 

このように、僕は、FPSを友達とのコミュニケーションツールとしてしか見ていなかったのだ。もともと僕は幼い頃から1人で絵を描いたり、1人でとことんぷよぷよをするのが好きだった。競争心がなく一人遊びが好きな自分にはFPSが向いていないんだとも思う。

 

 

「なんでFPSやるの?」「FPSのどこが楽しいの?」といろんな人に聞いてみる。帰ってくる答えは、「敵を倒したら気持ちいから」「相手を負かしたいその一心」「辞めたくても辞められない」といったものが多い。

 

まず、敵を倒すのが気持ちいいということだが、僕はあまりそう感じない。もちろん、敵を倒せると嬉いが、それは僕にとって勝ちに一歩近づいた、ゲームオーバーにならなかったという一過程に過ぎない。

 

次に相手を負かしたいというもの。これは僕に競争心があまりない。というのも、そもそも頑張ってもいないFPSで負けてもたいして悔しいとかいう感情が湧かないのだ。自分の人生をかけて頑張ったもので戦って負けるのは悔しいというのは理解できる。ただFPSがそれに当てはまらないだけだ。例えば、友達たちとUNOで対戦していたとしよう、そしてボロ負けしたとしよう。あなたは「クソ悔しい、次は絶対勝つ!めっちゃ練習して抜かしてやる!」となるだろうか。自分はならない。「あ〜負けた〜笑」で終わり。FPSもそんなもんだ。

 

そして辞めたくても辞められないというもの。ここが帰る場所だとか言ってる人もいたけど、それはもう中毒だろう。一般的にFPSの中毒性が高いと言うのはよく聞くが、自制できないほどなのか。ちなみに僕は大学受験のため、高3の夏休みに入ったその日からFPSはおろか、PCの電源をつけることすらしなかった。まったく苦ではなかった。

 

最後に、ここまで見た諸君は、こいつめっちゃFPS嫌いやん、こいつめんどくさ、と思ったであろう。たしかに僕はめんどくさいが、冒頭で話した通り、FPSが嫌いなのではない。ましてやこのブログはFPSを貶したりFPSプレイヤーを馬鹿にするものではない。なんなら自分もFPSプレイヤーだ。ただFPSは一つのゲームジャンルの一つであり、平等に愛するコンテンツの一つであるということだ。

ちなみに僕はFPSの競技シーンを見るのは割と好きだ。CS:GOの推しチームはTeam VitalityでOverWatchLeagueの推しはSan FransIsco Shock。人生かけてぶつかる試合はやっぱり

熱い。僕は同じ舞台に立ちたいだなんて思わないけど、憧れてFPSを始める子供達は増えていくんだろうなぁと思った。

 

 

オールしてて睡魔と闘いながら駆け足で書いたから文は推敲していません…。最後までご閲覧いただきありがとうございました。